今日は憲法記念日ということもあって,桜木町駅前で,この間弁護士会で取り組んできた憲法の問題について,発表した会長談話や,これから行われるシンポジウムなどのご案内を通行される市民の方々にビラを配るなどの方法で行ってきました。この憲法問題の通称街頭宣伝活動(みんな,略して,「街宣」などと言っています。),定期的に行っているのですが,桜木町駅前などというと,普段は忙しいビジネスマンだらけだし,休日の今日は行楽の人だらけで,ビラなどそんなに受け取ってもらえるものでもないのですが,今日は天気も良くて,暖かく,配っているこちらも半分お祭り気分で楽しくやれました。
昨晩のNHKのニュースや,今日の新聞の発表などによる各社の世論調査などを見ても,この間法律家が常々口にしていた「立憲主義」といった概念に対する理解が広まったことが伺われますし,いつもビラをとってもらえないときに感じる,こういった弁護士会の活動がどれほど社会に影響を与えているのかという疑念も,少しばかり振り払えたようにも思えました。
桜木町駅に移動する間,手に入れたばかりのお気に入りのヘッドフォン Parrot Zik3 で,ポール(Paul McCartney & Wings)の Mary Had A Little Lamb(メアリーの子羊)を聴いていました。今日のように春そのものような一日にはぴったりの曲ですし,何か,Give Ireland Back to the Irish(アイルランドに平和を)のような曲より,どことなく日本国憲法に似合っているような気がします。特に,サビの終わりのところの解決されない感覚の残るちょっと不安定な感じのする転調は,ポールの天才を考慮に入れても秀逸な感じがしますが,その後ベストアルバムの類にはどの盤にも入っていないことからすると,本人はそんなに思い入れのない一曲なのかも知れないですね。
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